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巽聖歌 童謡紹介 31   「風の二郎」

風の二郎        巽聖歌                     


  風の二郎はやさしくて、
  月夜の、月夜の、宵のくち、
  タヌキが、いたずら、するみたい。
     トントントン、今晩は、
     トントントン、今晩は。
  雨戸をなぶって、たたいてく。

  

  となりの、となりの、そのとなり、
  そのまたとなり、そのとなり、
  向こうの家も、その横も。
     トントントン、今晩は、
     トントントン、今晩は。
  どこでもきっと、起こされる。


   あおい月夜の山の町、
   でんぽう配達、きたのかと、
   起きでてみれば戸の口に、
   木の葉が一枚ありました。
       トントントン、今晩は、
       トントントン、今晩は。

             昭和二十五年八月作


※この詩には 他に風の兄弟がいます。 それぞれ、個性的な風の兄弟です。

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