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巽聖歌 童謡紹介 08   「母はとつとと」


    母はとつとと          巽聖歌

  
  わたしは母に負われてた、
  どこだかわたしはわからない、
  母はとつとと歩いてた。


  
  道に真赤な花畑、
  わたしは「なんだ」と聞いたけど
  母はとつとと歩いていた。


  

  わたしは背を揺りまた聞くと
  「ぬけ首花」と言ふたきり
  母はとつとと歩いていた。


  

  空には鰯の雲が出て
  なんでも暑い昼だった、
  母はとつとと歩いていた。


  

  わたしはそれきり知らなんだ、
  母の背中に負われて
  母はとつとと歩いた道を。


※ 北原白秋に依り生まれた巽聖歌最初の童謡です。


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