Home > 巽聖歌 ・童謡 「たきび」 > 巽聖歌 童謡紹介 09   「流れゆくもの」

巽聖歌 童謡紹介 09   「流れゆくもの」

流れゆくもの        作詞:巽聖歌  作曲:大中恩          

 

 
  雲よ、
  とまれ、
  雲。

  

  雲をよんだがとまらない。
  地平のほうへ流れてく。

  

  風よ、
  とまれ、
  風。

  

  風もよんだがとまらない。
  木木の葉っぱを、なでていく。
  


  水よ、
  とまれ、
  水。

  

  小川はよんでもとまらない。
  流れいく道、わかるよう。

  


  時よ、
  とまれ、
  時。


  時をよんでもとまらない。
  季節がしずかに動いてく。

  

  ああ、みんな、
  すべてのものが、とまらない。
  ながるるものは流れゆき、
  過ぎゆくものは過ぎゆく。

  

  お空にかかるはなだ雲。
  なげきにひかるわがいのち。

                   


                    詩集『せみを鳴かせて』より

 ※ 初めてこの詩と出会ったのは、大中恩の「流れゆくもの」という 合唱譜です。
 巽聖歌の詩に 大中恩が作曲した曲であることは、後になって知ったことでした。
 この曲の発表記念には中川やよひ氏もご招待いただいたと伺っています。

 特にに最後の二節が、私の心を動かし、時を経た今も好きな詩の一つとなっています


Comments:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://densyoka.com/mt/mt-tb.cgi/97
Listed below are links to weblogs that reference
巽聖歌 童謡紹介 09   「流れゆくもの」 from 川原井泰江 わらべ唄 子守唄 〜伝承〜

Home > 巽聖歌 ・童謡 「たきび」 > 巽聖歌 童謡紹介 09   「流れゆくもの」

Search
Feeds

Return to page top